看護師と結婚した男性について
看護師と結婚した男性に話を聞いた事があります。以下は彼から聞いた話の内容です。
看護師は職業上メンタルがとても強い事が特徴です。故に、彼は看護師の妻とは喧嘩をする事が滅多に無いです。又、精神的にも肉体的にも負担がかかる事が多い職業である為か基本的に喫煙者が多い傾向にあります。
看護師の勤務体制は二交代又は三交代制が一般的です。
子供を保育所へ預けて勤務している為に保育所が休みである日には仕事を休む事になりますが、勤務先には家庭を持っている女性や子供がいる女性が多い事から比較的育児に対して理解のある環境です。
基本的に家庭よりも仕事を重視せざるを得ないものの、給与は一般の女性よりも高い傾向にある職場が多いです。
看護師としてバリバリと勤務する女性が多いものの意外と趣味が可愛い場合もあります。
職場には医師や薬剤師等の高給を得る事が出来る職業人が多い為、医師や薬剤師との結婚を検討している看護師も多数存在しています。
大学病院から開業医あるいは保育所や老人施設等看護師の勤務先は色々とある為、一人一人の看護師が培ってきたスキルや経験には個人差があります。
つまり、看護師にはさまざまな意味においてバイタリティを持っている人材が存在しています。
男性看護師を増やす政策を
看護師求人は売り手(看護師)側に有利な市場です。現在日本の労働者の3割
以上が非正規雇用者で若年労働者にはアルバイト・フリーターも少なくありません。
このような労働環境のなかで看護師は特殊な職場といえます。それは看護師免許を持つ者だけしか求人に応募できないからです。さらに日本は高齢化社会が
進行し医療・介護の両方で看護師の需要は増大する傾向が続いています。
一方で看護師は女性がほとんどなため、結婚・出産を契機に休職・退職をする
人もいるため、絶対数は限られます。現在の看護師求人の市場は限られた数の
看護師を医療施設が奪い合う構図になっています。
このため看護師は現在の職場に少しでも不満があると、すぐに退職を考え
転職先を探し、実際に転職することが少なくありません。おなじ年代の他の業種
のOLはたとえ現在の職場に少々不満があってもすぐに退職を考えることは
ありません。退職しても新しい職場に就けるとは限らないからです。
転職した看護師は次の職場でも不満があると、また退職して次の職場を探そう
とします。現在看護師求人の市場はこの退職・転職の悪循環がさらに拍車をかけています。
この傾向を変えていくためには、男性看護師を増やすことが有効であると考えます。結婚・出産により休職・退職するリスクはなく、女性に比べて人間関係に悩まされることも少ないので、一つの職場に留まり継続して働くことになるからです。
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